極めて低濃度で生物の生殖能力や免疫作用にダメージを与え、発がん性をもつ猛毒。自然界で分解しにくく、油に溶けやすいため脂肪組織に蓄積し、体外に排出されにくい。都市のごみ焼却の灰、製紙の汚泥、自動車の排ガス中に見出されており、環境汚染物質として問題となっている。
(建築基準法より)
壁、柱、床その他の建築物の部分の構造のうち、耐火性能(通常の火災が終了するまでの間当該火災による建築物の倒壊及び延焼を防止するために当該建築物の部分に必要とされる性能をいう。)に関して政令で定める技術的基準に適合する鉄筋コンクリート造、れんが造その他の構造で、国土交通大臣が定めた構造方法を用いるもの又は国土交通大臣の認定を受けたものをいう。
(建築基準法より)
次に掲げる基準に適合する建築物をいう。
イ その主要構造部が(1)又は(2)のいずれかに該当すること。
(1) 耐火構造であること。
(2) 次に掲げる性能(外壁以外の主要構造部にあつては、(i)に掲げる性能に限る。)に関して政令で定める技術的基準に適合するものであること。
(i) 当該建築物の構造、建築設備及び用途に応じて屋内において発生が予測される火災による火熱に当該火災が終了するまで耐えること。
(ii) 当該建築物の周囲において発生する通常の火災による火熱に当該火災が終了するまで耐えること。
ロ その外壁の開口部で延焼のおそれのある部分に、防火戸その他の政令で定める防火設備(その構造が遮炎性能(通常の火災時における火炎を有効に遮るために防火設備に必要とされる性能をいう。)に関して政令で定める技術的基準に適合するもので、国土交通大臣が定めた構造方法を用いるもの又は国土交通大臣の認定を受けたものに限る。)を有すること。
鉄骨造の骨組を火災時の熱から守るために、耐火・断熱性の高い材料で鉄骨を被覆すること。
耐火被覆には、耐火材の吹付工法、耐火板の張付け工法、耐火材の巻付け工法、ラスモルタルの左官工法などがある。
塗装による耐火被覆も可能で、耐火被覆用の塗料としては鉄骨用発泡性耐火被覆塗料、水系発泡性耐火塗料などがある。
(建築基準法より)
建築物の主要構造部の一種以上について行う過半の修繕をいう。
(建築基準法より)
建築物の主要構造部の一種以上について行う過半の模様替をいう。
太陽定数 I₀ に対して、太陽が天頂にあるとした時の地上面付近の直達日射量 I の比率( I/I₀ )をいう。
大気中の水蒸気、塵埃の量によって異なり、夏季は冬季に比べて小さく、また、都市部は郊外に比べて小さくなる。
主に大気中の水蒸気、二酸化炭素、浮遊粒子等から地表に向かって放出される長波長放射をいう。
(建築基準法施行令より)
れんが、石、人造石、コンクリート、アスファルト、陶磁器、ガラスその他これらに類する耐水性の建築材料をいう。
性能区分:耐衝撃性、防火性
特殊な周辺研磨処理と超強化処理によって、耐熱性能が高められたガラス。
長所
火災時は破損せずに火災を遮断する。
フロー板ガラスの6倍以上、強化ガラスの2倍以上の強度がある。
短所
コストがかかる。
製造後の切断加工ができない。
既存建物および構造体が地震力に対して、どの程度の耐震性があるのかを調査および診断をすること。
両部材の木口を互いに斜め方向に加工し組み合わせる。だぼまたは大栓を用いて固定する。通常支持材の真上で用いる。桁ばりや小屋ばりなどに用いる。
太陽電池(シリコン等の半導体に光が当たると電気が発生するという光電効果を応用したもの)によって太陽の光を直接電気に換えて発電を行うことをいう。
自然エネルギーを利用し、発電に伴う大気汚染物質や温室効果ガスの排出が無いなどの利点があるが、夜間や雨天時には発電できないなどの欠点もある。
大気圏外における、太陽光線と直角な面(法線面)の受ける太陽の放射エネルギーをいう。季節によって多少変化するが、国際的に 1,353W/m² とされている。
太陽の光エネルギーを吸収して直接電気に換えるエネルギー変換器。屋根や屋上等への設置のほか、近年ではビルの壁に設置する例もみられる。
① 物理的耐用年数
使用に耐えられなくなり、使用すると危険になるまでの年数。
② 経済的耐用年数
広義には、機能的寿命を考慮しつつ、経済的評価に基づいて判断される耐用年数。
狭義には、ライフサイクル分析により、維持管理費(ランニングコスト)と建設費(イニシャルコスト)の年等価格が最少となる時点までの年数。
③ 機能的耐用年数(社会的耐用年数)
機能が相対的に低下し、建築物の便益や効果が著しく損なわれるまでの年数。
④ 法定耐用年数
税法上あるいは減価償却などを目的として定められた年数。
SRC造の建築物は60~65年程度。建築物付属の空調設備は概ね15年。
建築物の主体構造として,荷重や外力に対して有効に働く壁。それ自体が充分な強さと剛性を有していて,構造物の自重や積載荷重などの鉛直荷重,土圧,水圧などの面外水平荷重,あるいは地震力,風荷重などによる面内水平荷重などに耐える壁。
ガラスを透過して室内に取り込まれた日射熱をダイレクトゲインという。
日中に南面窓や、高窓からの日射熱を熱容量の大きい床等に蓄熱し、夜間に床等から放熱し暖房効果を得るパッシブソーラーシステム。
地盤が持つ揺れの周期の特性。地盤が硬ければ短くなり、地盤が軟弱な場合は長くなる。
地震は様々な周期の振動が混合されているが、主要な周期を卓越周期といい、地盤により決まる。
ある地域で、ある期間に最も頻繁に現れる風向きの風。
大規模なものでは偏西風・貿易風等がある。
綿やグラスウール等繊維状、連続気泡性の発泡樹脂等細粒状の通気性のある材料をいう。主に断熱材や吸音材として用いられる。多孔質吸音材料は、材料内の空気の摩擦粘性抵抗等により、音のエネルギーの一部を熱エネルギーに変えて吸音する。高音域の吸音効果が高い。
室全体を明るくする全般照明と、必要箇所のみ明るくする局部照明を併用した照明計画。省エネルギーを目的とし、局部照明とその1/3~1/10の全般照明を併用する。特に天井の高い空間に向いている。
ヒートアイランド現象によって上昇気流が生じ、汚染物質が都市上空をドーム状に覆う現象をいう。大気汚染問題になる。
脱気筒工法ともいい、絶縁工法あるいは通気緩衝工法などで施工した防水層に、脱気筒などを取り付け、防水層と下地の間の空間部分を換気させる工法。
脱気筒の設置する場所は、水勾配の高い水上に設置することが多く、また設置する数はメーカーにより異なるが、おおよそ25~100m²/個の割合で設置する。
下地調整の際に既存塗膜が剥がれている箇所や、上塗後の塗料の薄膜の部分など、その部分のみを補修塗りすること。
足場や板囲いなどの、主に仮設構造物の垂直材。
枠組足場の基本となる部材。
石または木材を接合するとき、ずれ込みを防ぐために差し込む小片。石工事では棒状の金物、木工事では木片。
熱源機が1つで大容量の空間に対して、1本のダクトから分岐して空調するシステム。機械室に空気調和機を各ゾーンごとに1台設置し、空調する。
単一ダクト方式は、大きくCAV(定風量)方式と、VAV(変風量)方式がある。
・CAV(定風量)方式
空気調和機で温湿度を設定し、一定の風量で吹出すタイプ。
各室に対して個別対応は出来ない。
・VAV(変風量)方式
風量を調節できる装置を吹出し口等につけたタイプ。
室ごとに風量を調整することで温湿度調整を行うことができる。
居室の外壁又は屋根に設けられた開口部の面積の床面積に対する割合の大きさ。
赤・黄赤・黄系統の暖かい(暑い)感じを与える色。
物理・化学的物性により熱移動・熱伝達を減少させるものの総称。
建物の外壁や屋根下地などに入れて、外からの熱を遮断したり、保温したりするのに使います。
熱伝導率(熱を伝える性質)の小さい材料が適していて、グラスウール、ロックウール、発砲樹脂などが代表的な断熱材です。
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