火災時に避難路となる廊下や階段室を正圧とし、その圧力差によって火災室から廊下や階段室へ煙が漏れるのを防止するシステム。
主に中間期(春・秋期)において、外気温度が室内より充分に低い場合で冷房が要求されているとき、外気を必要量導入して冷房を行うこと。
特に内部発熱が高く、かつ必要換気量の少ない室(サーバールーム等)に有効。
ガスコンロや開放型ストーブなど、燃焼に室内空気を用い、排ガスも室内に放出するタイプの燃焼器具。
多量の換気量が必要となり、建築基準法では、燃料消費に対する理論排ガス量の40倍以上の換気量が必要となる。
接着剤層(シーリング材)と被着材層(被シーリング材面)との境界面が破壊・剥離すること。
接着剤は@被着体に対して接着する性質をもち、A自身は凝集して変形および破壊に対して抵抗する。したがって、接着剤を用いて形成した接着の破壊には、接着剤と被着体の界面破壊(接着破壊)と、接着剤層内で破壊が起こる凝集破壊がある。また、接着が強くて被着体自身が破壊する場合は被着体の凝集破壊(被着体破壊)であるが、材料破壊と呼ばれることがある。
作業面または対象物への光が拡散するよう、光源下部をプラスティックパネルなどで覆った照明。
内部に空隙をもつ固体の比重で、空隙を含んだ比重。みかけの密度。
光として明るさを与える電磁波。波長が380nmの紫の光から780nmの赤い光までのもの。
反応硬化形材料で主剤と硬化剤を混合調製すると徐々に反応が進み、ゲル化が起こり硬化が進行するまでの使用可能な時間のことで、「ポットライフ」ともいう。塗料の場合、液状で一見塗装できるように見えても可使時間を過ぎて使用すると塗膜性能は発揮されない。
ある地点における1日の日の出から日の入りまでの時間。緯度によって定まる。
圧縮式ヒートポンプの駆動源としてガスエンジンを用いたもの。排ガスから熱を回収して高いエネルギー効率が得られる。
両端を直角に曲げた金物。石工事や木工事などの目地や継手などで使用される。
資源やエネルギーを1回だけの使い切りにするのではなく、利用したことで性質が変わった資源や、利用時に出る廃棄物を別の用途に使い、その後もさらに別の用途に活かす、というように、高レベルから低レベルの利用へと多段階(カスケード)に活用すること。例として、石油やガスなどで燃焼させたエネルギーで発電し、その排熱を冷暖房に利用し、さらにその排熱で給湯するなどのカスケード利用がある。
建物内で万一ガスが漏れた場合、危険濃度になる前にガスを検知して警報などを発する。
ガスの性状によって警報機の種類や設置場所が異なる。空気より軽い都市ガスの場合は天井付近に、空気よりも重いLPガスの場合は床付近に設置される。
風による圧力で風圧力のこと。
風荷重=風圧力×風圧力に関する見付面積
固体の性質の一つ。
固体にある限界以上の力を加えると連続的に変形し、力を除いても変形したままで元に戻らない性質。
通し柱に胴差の端部を取り付ける場合などに使われる仕口。胴差の端部を斜めに切って大入れ(造作材などの木材の端をその断面形のまま、全部すきま無く他材に差し込む仕口。)にする。
コンクリートを固化させる際に、所定の形状になるように誘導する部材、枠組みのこと。
建築構造上取り外し可能な壁であり、建物の自重および建物の荷重はすべて柱、梁、床、屋根等で支え、耐力を直接負担しない壁。
物質の弾性変形のしやすさ。
物体が柔軟であり、折り曲げることが可能である性質。
仮囲いをする為の資材で、網目状になっているもの、パネルをはめ込み式にしたものがありプラスチック製のパネルには建築現場で印刷物を貼ったりして使用する場合もある。
鉄筋表面とこれを覆うコンクリート表面までの最短距離。
コンクリートのかぶり部分は、鉄筋に対する耐火被覆、防錆、付着力の確保に役立っている。
色を表現する方法の一つ。色光の混色すること。
混ぜ合わせる光が増すごとに、明るさが増加して白色に近づく。
加法混色(光)の三原色は、赤(R)・緑(G)・青(B)。
鎌と呼ばれる突起を他部材にくい込ませることでことで、ずれを防止する。土台や桁など主として引っ張りを受ける水平材に用いる。
換気の程度を表す指標で、1時間に部屋の容積と同じ空気が何回入れ替わったかを意味する。
換気回数(回/h)=1時間当たりの換気量(m3/h)/室容量(m3)
乾湿温度計において、乾球側の示す温度をいう。いわゆる空気の温度で単位は℃。
製品やサービスの環境側面を表す環境評価指標の一つ。
単位環境負荷当たりの製品・サービスの経済価値(生活の質)と定義される。
環境効率=製品・サービスの価値/製品・サービスを生み出すための負荷
青や青系統の寒い(涼しい)感じを与える色。
反射光を主体とする照明方式で、光源からの光を室内各面の天井や壁などで反射させる。
照明器具が発散する光束のうち、直接作業面に向かう光束が10%以下の照明をいう。
壁や天井などの室内表面からの反射光による昼光率。
硬化したコンクリート又はモルタルが乾燥によって収縮する現象。
コンクリートには硬化した後も内部に多くの水が存在しており、コンクリートが乾燥してこの水が蒸発すると、その水の蒸発量に応じた体積の減少が生じる。
施工計画の作成、工程管理、品質管理などの技術上の管理および施工に従事する者の技術上の指導監督の職務を行う。元請負の特定建設業者が当該工事を施工するために締結した下請契約の請負代金総額が3,000万円以上(建築一式工事は4,500万円以上)の場合に専任で配置する。
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