足場の建地や柱、支柱などの下部を横に連結して根元を固めるための水平部材。
構造体や部材などに温度変化があれば、その物体は一般に熱膨張,熱収縮によって変形する。その変形がなんらかの形で拘束されたときの熱ひずみに対応する応力のこと。
固体壁の両側の温度が異なるときの高温側から低温側へ熱が伝わる現象。その熱移動過程は、固体表面での熱伝達→個体内の熱伝導→固体表面での熱伝達の3過程を経て行われ、この全過程による伝熱をいう。
熱貫流率の逆数で熱貫流における熱の移動のしにくさを表す(=断熱の程度を示す)。単位は m²・K/W
固体壁の両側の温度が異なるときの高温側から低温側へ熱の伝わりやすさを示す値。単位時間に単位面積の固体壁を通過して、単位温度差をもつ高温側空気から低温側空気へ伝わる熱量。単位は
W/(m²・K)
断熱の良い壁でも、一部に鉄骨などがあると、その部分は熱が通りやすくなる。この、熱流の大きな部分を熱橋(ヒートブリッジ)という。
熱橋部分は熱流が大きいため、その室内側表面温度は、一般に、他の部分の室内側表面温度に比べて外気温度に近くなり、結露が生じやすくなるので、断熱を強化しなければならない。
性能区分:日射遮蔽性
日射の吸収特性に優れた金属をガラス原料に加え着色したガラス。
長所
室内への日射熱の侵入を抑える効果がある。
短所
熱貫流率は普通透明ガラスとほぼ同じであるため冬期における断熱効果についてはほとんど期待できない。
防犯性能は低い。
性能区分:日射遮蔽性
ガラス表面にアルミなどの金属酸化膜を焼付けたもの。
長所
日射の遮蔽効果が高い。
冷房負荷を軽減することができる。
短所
熱貫流率は普通透明ガラスとほぼ同じであるため冬期における断熱効果についてはほとんど期待できない。
防犯性能は低い。
外気温が1℃だけ室温より低いと仮定した場合、外壁、床、天井、窓等の外周部位を通過して屋外に逃げる熱量と、自然換気(隙間風等)によって損失する熱量の合計を建物の延べ床面積で除した値で、住宅の断熱性・気密性を表す数値として用いられている。単位は W/(m²・K)
固体表面と周囲流体との間の熱移動の1つ。空気や水などの流体自体が浮力などによって移動して熱を運ぶ現象。
壁体表面よりも周囲の温度が低い場合は、壁体表面から熱が伝えられ、加熱された空気は浮力を生じ、対流が起き、熱が移動する。逆に壁体表面よりも周囲の空気の温度が高い場合は、下降気流が生じ、熱が移動する。
なお、熱の移動が温度上昇に伴う浮力のみによって起こるものを自然対流といい、外部風や送風機などの強制力を伴うものを強制対流という。
熱エネルギーが固体表面とそれに接する周囲の流体を高温側から低温側に移動する現象。
熱伝達率の逆数で、熱伝達における熱の移動のしにくさを表す。単位は m²・K/W
熱エネルギーが固体表面とそれに接する周囲の流体を高温側から低温側への移動のしやすさを示す値で、対流熱伝達率と放射熱伝達率を合計したもの。単位は
W/(m²・K)
熱エネルギーが主として固体中を高温側から低温側に移動する現象。
固体の断熱性能を表す指標で、固体壁の厚さをその材料の熱伝導で割った値。単位は m²・K/W
熱伝導率の逆数で、熱伝導における熱の移動のしにくさを表す。単位は m・K/W
物質の熱伝導のしやすさを示すもので、物質の熱伝導特性を表す比例定数。単位は W/(m・K))
主な材料の熱伝導率の特徴
密度(比重)が大きい材料ほど[* 熱伝導率]は大きくなる傾向がある。
金属>コンクリート>板ガラス>木材>グラスウール
同じ材料でも、一般に[かさ比重]が大きくなるほど熱伝導率は大きくなる。ただし、グラスウールの熱伝導率は、かさ比重が小さいものほど大きくなる。
同じ材料でも、結露などで水分を含むと熱伝導率は大きくなる。すなわち断熱性能は低下する。
同じ材料でも、高温になるほど熱伝導率は大きくなる。
発泡性の保温材の場合、空隙率が同じでも、材料内部の気泡寸法が大きいものほど、気泡内部の対流による熱移動が活発になるため、熱伝導率は大きくなる。
物体表面から射出される赤外線(電磁波)によって熱が移動する現象。
物体の表面から射出される放射量は、材料の放射率に比例し、物体の表面の絶対温度の4乗に比例する。
ガラスは、日光の直射を受けると照射された部分は高温となり膨張し、影の部分はあまり温度上昇せず低温のままとなる。この低温部は、高温部分の熱膨張を拘束するためガラス周辺部に引張応力が発生する。ガラスのエッジ強度を越える引張応力が発生すると、ガラスに熱割れが発生する。
石材など同じ材料どうしを、隙間を開けずに突付けて施工するときの継ぎ目。突き付け目地のこと。
目地材による強度の変動が避けられるため、石から石へ直接に荷重を伝えたい石積みの擁壁などによくみられる。
貯蔵・保管中に塗料の粘度が変化する現象。粘度の上昇が著しい場合、ゲル化(ゼリー状になること)することがある。また、逆に粘度が減少する場合もある。
水の電気分解の逆反応(水素と酸素が化合して水ができるときに電力が発生する)の原理を利用したもので、燃料と酸化剤を科学的に反応させ、反応エネルギーを電気として直接取り出す直流発電装置である。
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