炭酸ガスともいい、有機化合物の燃焼によって発生する無色無臭の気体。室内空気の汚れの指標とされる。
普通の大気中には約300~400ppm存在するが、室内では在室者の呼気によって、CO₂の濃度が外気よりも高くなる。建築基準法やビル管理法では、室内におけるCO₂濃度を1,000ppm以下と規定している。
空調機で作った冷風と温風を2本のダクトで同時に送り、各室に混合ボックスを設けて各室の負荷に対応する温度の空気を吹き出す空調方式。設備費、運転費とも高く、高級オフィスビル等に採用事例がある。
全ての室に給排気のための換気経路を設けるように配慮した機械換気システム。一つの住戸全体において、0.5回/h程度の換気を行う。
建築物による遮蔽が無いと仮定した場合に取得できる日射熱量に対する、実際に建築物内部に取得される日射熱量の平均的な比率を示したものをいう。住宅の冷房負荷の省エネルギーを表す指標として用いられる。
夏期日射取得係数=各部位の日射侵入量*の合計/床面積の合計
*各部位の日射侵入量=各部位の日射侵入率×各部位の面積×地域別方位係数
日射遮蔽係数=任意の日射遮蔽物の日射熱取得率/厚さ3mmの透明ガラスの日射熱取得率
ブラインドの日射遮蔽効果は、暗色や中等色ブラインドよりも明色ブラインドの方が反射率が高いので、日射遮蔽係数が小さい(=遮蔽効果が大きい)。
窓ガラスに「入射した日射量」に対する「透過した日射量と、窓ガラスに吸収された後室内側に放出される熱量の合計」の割合。
実際に日照のあった時間をいう。地形や天候の影響を受ける。
水平面日差し曲線の描かれる平面と視点との基準高さを段階的に変えて得られる、多数の日差し曲線を1枚の図としてまとめたものを日差し曲線群といい、冬至等特定の日について作成されたものを日照図表という。
南向きの窓は、夏季の過酷な日射を避け、冬季に日当たりを良くするには、庇や水平ルーバーが有効である。
しかし、西向きの窓は、太陽光度が低くなるため、可動式縦ルーバーが有効である。
可照時間に対する日照時間の割合。
日照率=日照時間/可照時間×100(%)
日照時間:ある点において実際に日の照っていた時間。
可照時間:ある点において全ての障害物がないものとした場合に直射日光を受ける時間。
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